保存水の期限が切れてしまっても、使い道はたくさんあります。また、賞味期限を過ぎても飲めるのかや保存水が長持ちする理由と保管場所に適した環境についても知っておくと安心です。
「期限切れの保存水をどう使えばいい?」
「賞味期限が切れた水はいつまで飲める?」
「保存水が長持ちするのはなぜ?」
「どんな場所に保管すればいい?」
といった疑問にお答えしつつ、保存水の使い方や保管方法についても詳しくご紹介していきます。
期限切れ保存水の使い道
保存水は期限が過ぎても基本的に飲むことができますが、もし飲むのに抵抗がある場合は他の用途に使うと無駄がありません。
例えば、植物の水やりや掃除、生活用水として使うなど色々な場面で活躍します。植物に水をあげるときはペットボトルのキャップをジョウロに変えられるものを使うと便利ですよ。
また、掃除や断水時の緊急用としても役立つので、期限切れだからといって捨ててしまわずにうまく活用するといいです。
植物への水やりに期限切れ保存水を活用
期限が切れて飲むにはちょっと心配という保存水は、植物の水やりにぴったりです。
植物にとっても水は欠かせないものなので、期限切れの水を再利用することで資源を無駄なく使えます。ペットボトルのキャップをジョウロ仕様に変える商品も100均で手に入るので、さっと使えるのがいいですよね。
掃除に活用してお部屋もピカピカ
期限切れの保存水は、掃除に使うと便利です。水拭きや洗剤を溶かしての掃除に利用したり、玄関やベランダなど水を使ってきれいにしたい場所で活躍します。
特に玄関やベランダのようにたくさん水を使う掃除にはぴったり!100均の便利な掃除グッズと合わせて使うと、家中がさらにピカピカになって気持ちもスッキリしますよ。
日常生活の生活用水として利用
期限が切れていても水質に問題がなければ、洗濯や洗顔、歯磨き、食器洗いといった日常の生活用水としても十分使えます。
水は貴重な資源ですから、期限切れであってもこうした形で再利用できると助かりますね。特に災害時などで急に水が手に入らなくなったときのために、少し多めに備蓄しておくと安心です。
緊急時に使える生活用水
断水時などの災害が起こった際には、期限切れの保存水がとても役立ちます。飲むのは抵抗があっても、手洗いやトイレ用の水、また洗濯や食器洗いなどには十分使えます。
普段から期限切れの保存水も一定量を備えておけば、いざというときに安心です。
期限切れ保存水は沸騰させて使用
期限切れの保存水を飲むのに抵抗があるときは、一度沸騰させてから使うとさらに安心です。
沸騰させた水は麦茶やカップラーメンなどにも使えますし、カセットコンロがあれば断水時でも温かい飲み物や食事の準備に使えます。特に緊急時には役立つので、期限切れの保存水は賢く活用していくといいです。
アウトドアやレジャー用としても便利
キャンプやレジャーで少しの水があると何かと便利です。手洗いや食器洗いなど、きれいな水が確保しにくい場面でも、期限切れ保存水があれば安心!
アウトドアで気軽に使えるので、古くなった水も無駄になりません。さまざまな場面で使えるので、期限が切れたからといって捨てずに上手に使い道を見つけてくださいね。
賞味期限切れの水はいつまで飲める?
賞味期限が切れても、未開封であれば期限から数ヶ月以内であればほぼ問題なく飲むことができます。ただし、1年以上過ぎた場合は飲用を避けて他の用途に使うと良いです。
保存水のペットボトルは、未開封であれば殺菌処理がされているため腐りにくいですが開封後はなるべく早く使い切るようにしてください。
水に賞味期限がある理由
水に賞味期限があるのは、内容量が少しずつ蒸発して減ることやにおいが移る可能性があるためです。
ペットボトルは長時間保存すると水分が徐々に蒸発し、内容量が変わってしまうことがあるんですね。また、においが強いもののそばに置くと水ににおいが移ってしまうこともあるため、保存場所に気をつけてください。
水の種類による賞味期限の違い
水の種類によって賞味期限が異なります。
一般的なペットボトルの水は約2年、長期保存水は5~10年、ウォーターサーバー用の水は3~12ヶ月、また水道水は常温で3日、冷蔵で約10日が目安です。もし長期保存が必要なら、やはり長期保存水を選ぶのが一番安心ですね。
保存水が長持ちする理由は容器にあり
保存水が長持ちする理由は、通常のペットボトルよりも容器が分厚く作られているためです。
これにより、水分の蒸発やにおい移りを防ぎ、保存水は特に長期保管が可能です。中身の水自体は普通のミネラルウォーターと変わりませんが容器がしっかりしている分、賞味期限が長く設定されています。
保存水の保管場所について
保存水は直射日光が当たる場所や高温多湿な環境を避けて、涼しい場所で保管すると良いです。
また、地震など災害時のことを考えて家の中でも数カ所に分けて保管するのが安心です。定期的に賞味期限を確認し、期限が近いものから消費する「ローリングストック」方式での管理がおすすめです。
ローリングストックとは、普段から食べている食品や飲み物を少し多めに買い消費した分だけ新しく買い足すことで常に一定量の備蓄をキープする方法です。災害時に備えて食べ慣れたものを備蓄でき、賞味期限切れも防げるため、無理なく長く続けられるのがメリットです。
まとめ
期限切れの保存水も、植物の水やりや掃除、生活用水などさまざまな用途に活用できます。
この保存水が長持ちする理由には、分厚い容器が使われているからという点があります。保管場所は直射日光や高温多湿を避け、涼しい場所が理想です。
この記事を参考に、保存水の上手な活用方法や保管方法を覚えて万が一の災害に備えられるようにしておくと安心ですよ。