新幹線のぞみは、停車駅が少なく速く目的地に到着できるのが最大の魅力ですよね。
でも、座席選び次第で旅の快適さが大きく変わることをご存じですか?新幹線に乗る際、どの座席を選ぶかは、乗車目的や同行者またはどんな設備が必要かによって異なります。
例えば、景色を楽しみたい方、コンセントが必要な方、トイレが近い方が便利な方など、それぞれに合わせた座席の選び方があります。また、一人での旅なのか、家族連れや友人とのグループ旅行なのかによっても、最適な座席は変わります。
今回は、新幹線のぞみの座席ごとのメリットとデメリットを踏まえ、旅行をより快適にするための座席選びのポイントをご紹介します。
新幹線「のぞみ」のおすすめ号車は?
新幹線のぞみでの窓側通路側、どちらを選ぶかのポイントをお伝えします。
景色を楽しむなら窓側の席
景色を楽しみたいなら、窓側の座席がおすすめです。
窓側なら風景を眺められるので、リラックスして移動することができます。特に長旅の場合は、気にするポイントになりますね。
一部の座席にはコンセントも設置されていて、スマホやタブレットの充電もできるので便利です。
手軽に降りたいなら通路側の席
通路側は、移動がしやすいのがメリットです。頻繁にトイレに行く必要がある方や、荷物の出し入れが多い場合には便利ですね。
移動の自由さを重視するか景色を楽しむかは個人の好みによって異なりますので、どちらが自分に合っているかを考えて選んでくださいね。
N700S系とN700系でのコンセントの違い
新幹線のぞみには、N700S系とN700系の2種類の車両があります。N700S系は全ての座席にコンセントが付いていますが、N700系は一部の座席にしかコンセントがありません。
そのため、コンセントが必要な場合はN700S系を選んで座席を確保してください。また、最前列や最後列の座席は足元が狭く感じることもありますが、前の座席がないため視界が広がるというメリットもあります。
目的別!新幹線のぞみ座席の選び方
次に、目的別に最適な座席を紹介していきます。一人旅、家族旅行、大きな荷物を持っている場合など、目的応じて座席を選ぶことでより快適な旅ができるはずです。
一人旅でゆったり過ごしたい場合
一人でリラックスしたいときには、進行方向の最前列がベストです。
前に座席がないので、足を伸ばして広々と過ごせますよ。進行方向の左側窓際を選べば、外の景色も楽しめて静かに過ごせます。
他の新幹線とのすれ違いの音も少なく、静かな環境でリラックスできます。
家族やグループで利用する場合
家族やグループでの旅行なら、3列シートの窓側と通路側を選ぶと便利です。
中央の席を荷物置きに利用できるので、スペースを広く使えるというメリットがあります。特に、子供連れやグループ旅行では隣の席に他の人が座らないことでリラックス感が増しますよね。
他の乗客が中央の席に座る場合は、事前に座席の交換をお願いしてみるのも一つの方法です。
幼い子供連れの場合
子供連れの場合は、11号車が特におすすめです。
11号車には広いデッキスペースがあり、移動がしやすくなっています。また、多目的室が設置されているので授乳やおむつ替えが必要な場合にも安心して利用できますよ。
さらに、ベビーカーをそのまま持ち込める広めのトイレも完備されているので、子供連れの方には非常に便利な車両です。
大きな荷物を持っている場合
大きな荷物を持っている方は、特大荷物スペース付きの指定席を予約することが必須です。
事前に予約をしておけば、荷物の置き場所に困ることがありません。特に旅行や引っ越しなどで大きなスーツケースを持っている場合は、この座席を選ぶことで安心して旅を楽しめます。
富士山の景色を楽しみたい場合
もし富士山の美しい景色を楽しみたいなら、E席(グリーン車ではD席)がベストです。
特に、富士川を越えるあたりからの景色は絶景なので、旅行の見どころとして楽しむことができます。座席を選ぶ際に事前に予約しておくと、確実に富士山の眺望を楽しむことができます。
目的別!新幹線のぞみでおすすめな座席まとめ
新幹線のぞみの座席選びは、旅の目的や同行者によって最適な場所が変わります。
一人旅なら、進行方向最前列の左側窓際が広く足を伸ばしてゆっくり過ごせます。対して、家族やグループでの旅行なら、3列シートの窓側と通路側を選ぶことで中央の席を荷物置きとして活用できて快適です。
このように、目的によって快適に過ごせる座席の場所が変わってきます。
新幹線の移動は、旅行が快適になるかどうかの分かれ道のこともありますので、この記事を参考にしてのぞみの座席を確保してくださいね。