ジグソーパズルは、子どもから大人まで楽しめる定番の遊びです。完成後にそのまま飾りたいと思う方も多いですよね。
その際に必要なのが、ジグソーパズル専用のりです。
しかし、専用のりが手元にない場合、どうすればいいのか悩むこともあるでしょう。
この記事では、専用のりがないときに代用できる身近なアイテムや、それぞれの使い方と注意点について詳しく解説します。
専用のりが無いときは木工用ボンドや洗濯のりなど5つの代用品がありますが、ニスはジグソーパズル専用のりの代用品には不向きです。
理由が本文で説明しています。
専用のりの代用になるおすすめのアイテム
代用品として使えるのは以下の5つです。
- 木工用ボンド
- 洗濯のり
- 障子用のり
- 液体のり
- レジン
一つずつ特徴や注意点を説明します。
木工用ボンドを活用した接着方法
木工用ボンドは、多くの家庭にある身近なアイテムの一つです。
少量の水で薄めて使用すれば、パズル全体に均一に塗ることができます。塗った直後は白くなりますが、乾燥すると透明になりパズルのデザインを損なうことがありません。
ただし、仕上がりの光沢には専用のりほどの効果を期待できないため、接着が主な目的の場合に適しています。
洗濯糊でパズルを固定する方法
洗濯糊は、パズルのピースを固定する目的で代用できます。
適切な粘度に調整するため、少しずつ水を加えながら混ぜると塗りやすくなります。
ただし、素材によっては色移りや破損のリスクがあるため、使用前にテストすることをおすすめします。
障子用のりで簡単に接着
障子用のりは、もともと紙や木材の接着に使われるためパズルの接着にも利用可能です。
水を加えて粘度を調整することで、塗りやすさが向上します。
ただし、仕上がりにツヤを出したいときは別の代用品を検討してください。
液体のりの手軽な使用方法
液体のりは、水で薄める手間がなく簡単に使用できるのがメリットです。
そのまま直接塗ることもできますが、速乾性があるため素早く均一に作業を進めることが大切です。
マットな仕上がりになるため、光沢が求められる場合には不向きです。
レジンで光沢と接着を同時に実現
レジンは、専用のり以上にツヤを出すことができる優れたアイテムです。
重ね塗りをすることで、立体感のある美しい仕上がりを実現します。
ただし、レジンの使用には時間がかかるため、ホコリが付かないように注意しながら作業を行いましょう。
専用のりの代用にニスは適さない理由
ニスは、家具や木工品に美しい光沢を与えるためのコーティング剤として広く使われています。
そのため、一見するとジグソーパズルにも利用できそうですが、実際には代用品として適していません。
まず、ニスには接着力がないため、パズルのピースをしっかり固定することができません。
さらに、ジグソーパズルの表面に塗ると絵柄がにじむ恐れがあります。特に紙製のピースはニスを吸収しやすく、絵柄がぼやけたり色落ちする可能性が高いのです。
また、塗布中にムラができやすく、仕上がりが均一にならない場合もあります。
これらの点を考慮すると、ニスを使用することでかえってパズルを傷めてしまうリスクがあるため、ジグソーパズル専用のりの代用品としては適していないと言えるのです。
もし光沢を求める場合には、専用のりやレジンなど、より適したアイテムを使用することをおすすめします。
100均で手に入る便利な専用のり
意外かもしれませんが、100均でジグソーパズル専用のりを手に入れることができます。
接着力が高く、光沢も専用店の商品に劣らない品質であるため、コストパフォーマンスに優れています。
ただし、店舗によって在庫が異なるため、事前に確認することをおすすめします。
ジグソーパズルの専用のりが無いときの代用品まとめ
ジグソーパズル専用のりが手に入らない場合でも、木工用ボンドや洗濯糊など、家にあるもので代用できます。
それぞれのアイテムには特徴や注意点があるため、用途に合わせて選ぶことが大切です。
また、100均で手軽に専用のりを購入するのも便利な選択肢の一つです。
完成したパズルを飾るために、自分に合った方法で接着を試してみてください。